こんにちは!きよひげです!
映画「イニシエーション・ラブ」のご紹介・感想です!
「映画でもやられたーーー!!」
乾くるみ原作恋愛ミステリー「イニシエーション・ラブ」を主演:松田翔太・前田敦子で映画化。
原作読んでいたのでオチは知っていた上で視聴しました。
映像化不可能と言われていた乾くるみ原作「イニシエーション・ラブ」をここまで映画用に仕上げてきたのはさすが堤幸彦監督。
堤幸彦監督といえば、「ケイゾク」や「SPEC」など、トリッキーな映像作品を得意とする監督です。
間違いなく、「イニシエーション・ラブ」は私の中で堤幸彦作品NO1だと断言できます。
くりーむしちゅー有田哲平が「最高傑作のミステリー」と絶賛したことも話題になりましたね。
劇中の80年代を象徴する音楽や前田敦子の衣装も見どころ!
原作でも映画でも「やられたーーー!」となる作品!さっそくご紹介していきます。
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イニシエーション・ラブの基本情報
まずは予告編
主要レビューサイト評価
Filmarks | 3.3 |
---|---|
yahoo!映画 | 3.4 |
映画.com | 3.3 |
作品情報
公開 | 2015年 |
---|---|
原作 | 乾くるみ恋愛ミステリー小説「イニシエーション・ラブ」 |
監督 | 堤幸彦 |
脚本 | 井上テテ |
上映時間 | 110分 |
概要
キャッチコピー「最後の5分、全てが覆る。あなたは必ず、2回観る。」
乾くるみ原作恋愛ミステリー「イニシエーション・ラブ」を主演:松田翔太・前田敦子で映画化。くりーむしちゅー有田哲平が「最高傑作のミステリー」と絶賛したことも話題に。
原作では最後の2行で全てがくつがえることに対し、映画ではラスト5分で描かれている。
イニシエーション・ラブのあらすじ
【Side-A】
1980年代後半、バブル最盛期の静岡。就職活動中の大学生・鈴木は、友人に誘われ気乗りしないまま、合コンに参加。
しかし、その席で、歯科助手のマユと運命的な出会いを果たす。
奥手で恋愛経験がなかった鈴木だが、マユと出会って変わっていく。
流行りのヘアスタイル、オシャレな洋服、マユに釣り合う男性になろうと自分を磨く鈴木だったが…。
【Side-B】
二人だけの甘い時間も束の間、就職した鈴木は東京本社へ転勤となり、静岡にマユを置いて上京することに。
それでも距離は二人の愛にとって障害にならないと、週末ごとに東京と静岡を行き来する鈴木。
しかし、東京本社の同僚・美弥子との出会いを経て、心が揺れ始める…。
引用元:(C)2015乾くるみ/「イニシエーション・ラブ」製作委員会
イニシエーション・ラブの感想
ネタバレなしで感想を綴っていきます。
主に5点、
- 映像化不可能と言われた原作小説
- 80年代を音楽で再現
- 恋人と一緒に観る映画じゃない!
- 原作と異なるラスト
- 原作と映画で2度衝撃を味わう方法
順に説明します。
映像化不可能と言われた原作小説
映画化!と聞いたとき、「うそでしょ!」ってのがまず第一声でした。
原作のオチに使うトリックは叙述トリックを用いたもの。
つまり読者の想像を利用して読者を騙す手法をとっていたのです。
映画では”映像”というものがあるため、視聴者の想像で騙すことはできません。
そこをどうやってごまかしていくのか。。。
映画を観た後の感想としては、
「映画でも騙されたーー!」
です。
原作にも負けない衝撃のラストを味わうのと、原作にはない展開が待っているので、
ハラハラさせれられっぱなしでした。
時代を音楽で再現
時代設定は1980年代の昭和。
当時の雰囲気をお音楽で再現しています。
物語はside-A、side-Bで構成されていて、劇中で使用されている音楽は下記の通りです。
※括弧()内はアーティスト名
- side-A
-
揺れるまなざし (小椋佳)
君は1000% (1986オメガトライブ)
Yes-No (オフコース)
愛のメモリー (松崎しげる)
Lucky Chanceをもう一度(C-C-C)
君だけに(少年隊) - side-B
-
木綿のハンカチーフ (太田裕美)
DANCE (浜田省吾)
夏をあきらめて (研ナオコ)
心の色 (中村雅俊)
ルビーの指環 (寺尾聰)
SHOW ME (森川由加里)
懐かしい!って感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
名曲ばかりなので、80年代の音楽が好き!って方には劇中で流れる音楽にも注目ですね。
恋人と一緒に観る映画ではない!
ジャンルは恋愛映画です。
・・・が、恋人と観るのはオススメしません。
ネタバレになるので理由が言えないのがもどかしい…
なので一緒に観てしまったときの反応を予想して言いますね。
隣りにいる彼女(彼氏)を信じて大丈夫かな・・・?
ですw
恋愛モノと意気込んでキュンキュン映画を期待していたら大やけどしますのでご注意ください。
”疑い”の気持ちが芽生えちゃいます!
原作と異なるラスト
冒頭にも述べた通り原作のラストとは違います!
原作では一撃級のどんでん返しだったのですが、
映画では2転3転するような展開で衝撃のラストを迎えます。
原作既読の方でも間違いなく爽快に騙させる映画「イニシエーション・ラブ」
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、それはあなたの目で確かめてみてください\(^o^)/
原作と映画で”2度”衝撃を味わう方法
原作と映画どっちから見るのがオススメ?
- 原作
- 映画
この順番でみることをオススメします!
衝撃が2度味わえます!
理由は2つ、
原作:伏線回収がない(最後のオチが2行)
映画:伏線回収が丁寧に描かれる(ラスト5分)
です。
映画は全ての伏線回収を丁寧に描いています。
その後に原作を読んでもなんの衝撃も味わえません!
一方、
原作から読めば、最後のオチはもちろん、映画用にアレンジしたトリックも味わえるので、
2度楽しめるのでオススメですよ!
さいごに
さいごまで読んでいただきありがとうございました!
いかがでしたか?
乾くるみ原作小説の映画化「イニシエーション・ラブ」の映画紹介でした。
どんでん返し映画にはめずらしい恋愛モノですが、天地ひっくり返るほどの衝撃のラスト迎える作品。
誰でも気軽に観れる映画ですので、ぜひ挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
では、良い映画ライフを!
コメント
コメント一覧 (1件)
かなり詳しくあらすじを示されていて
とても分かりやすかったです
これからも沢山載せて下さいねー
頑張って